鯱光会活動案内
第27回鯱光会顕彰式
10月22日、中日パレスにて第27回鯱光会顕彰式が271名の参加者をもって盛大に開催されました。式典は、余語三枝子鯱光会事務局長の司会により、小栗厚紀副会長の開式のことばで始まりました。大島宏彦会長の挨拶、水野宏顕彰委員長の選考経過報告に続き、5名の方々に記念賞が贈呈されました。

岡井 隆氏(一中68回)
慶應義塾大学医学部在学中に「アララギ」に入会し歌人としての活動を開始する。後に歌誌「未来」の創刊に参画し現在編集・発行人。以来歌人・評論家・文学者として多くの作品を発表。紫綬褒章、現代短歌大賞、毎日芸術賞、中日文化賞など受賞。現在は宮中歌会始選者。中日新聞朝刊一面に「けさのことば」連載中。

鵜飼英夫氏(旭丘7期・旭美3期)
1956年より染色作家活動に入る。中部日本美術展工芸部奨励賞受賞以来、常に新しい作風を取り入れた作品を発表。日展特選2回受賞をはじめとして日本現代工芸美術展、光風会展で多数受賞。現在は現代工芸美術家協会評議員。染色工芸の振興、後輩の育成、海外交流など精力的に活躍。

尾原蓉子氏(旭丘10期)
旭化成工業株式会社入社後フルブライト奨学生としてニューヨークのファッション工科大学に留学。帰国後日本のファッション界に「ファッション・ビジネス」の言葉と概念を初めて紹介、以来ファッション産業の日本における確立と発展に大きく貢献。またファッション業界の人材育成にも尽力するなど多くの業績が高く評価され、2003年度「ビジネス・ステイツウーマン・オブ・ザ・イヤー」受賞。

小寺良尚氏(旭丘13期)

名古屋第一赤十字病院にて血液内科学、特に白血病の治療に専念。平成元年国内では最も早く東海骨髄バンクを設立、さらに日本骨髄移植推進財団として大きく発展、厚生労働省の骨髄移植研究班の班長として白血病に対する骨髄移植療法の発展に中心的役割を果たす。

大島伸一氏(旭丘16期)
名古屋大学医学部卒業後は社会保険中京病院の医師として泌尿器科学を専攻し腎移植に多大な功績をあげる。後に名古屋大学医学部教授として招かれ、医学部附属病院長に就任する。さらに平成16年より国立長寿医療センター初代総長に至る。

受賞者全員より受賞に対する謝辞をいただいたのち、インターハイで優勝したボート部の男子舵手付クォドルプル選手、大西知宏君、水野薫君、平岡徹太郎君、皆川晃法君、葛原雄矢君の5名、山本芳敬監督、青山美紀コーチにもその栄誉を称え大島宏彦会長より記念杯が贈呈されました。


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